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2007年01月10日

暖かくなる家 ならない家

いままでの在来木造工法は、下図のように外壁や間仕切壁が
床下、天井裏とつながっていて壁内を自由に空気が移動するために、
断熱材の性能が十分に発揮されないばかりか、
結露を生じ木材を腐らせ、住宅の寿命を短くするという大きな欠点がありました。


これでは、いくら室内で暖房したとしても、壁が煙突の役目をして、どんどん熱が上に逃げてしまいます。
そして床下の冷たく湿った空気を引っ張り上げ、その空気が暖められて壁の中で結露します。

そこで、壁の中が煙突にならないように、気流止めと、気密・防湿シートを使って断熱材の性能を100%発揮できるようにしたものが、新在来工法と呼ばれるものです

20年も前に北海道の室蘭工業大学の鎌田教授が発表され、今では高断熱高気密住宅の標準工法になっています。
この工法は寒さの厳しい北海道や東北では当たり前のように行われています。が同じように気候が厳しいこの飛騨地方では、ほとんど普及していません(←本当に不思議です)

なかなか普及しない原因の一つに、大工さんの工程が今までと多少違ってきてやりにくいということがあります。(ようはめんどくさい)
しかし、施工者側にとってはじめはとっつきにくいかもしれませんが、慣れれば何も問題ありません


たったこれだけのことで、大幅に性能が向上するのに、めんどくさいで済ましてしまっては
あまりにもお施主さんが可哀想です。
大袈裟かもしれませんが、こうしたやり方が普通になるよう地道に努力していくしかありません。

外壁下地の構造用合板などで、気密をとるボード気密工法↑
   めんどうな先張りシートなどが省略できて簡単な高断熱工法として徐々に広がっています。

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